今回は、【口腔体操(高齢者用)】言葉遊びなどのプリントを紹介します!
誤嚥を予防する口腔体操として、パタカラ体操や早口言葉などがあり、さまざまな文献で効果が実証されています。
高齢者は食事や唾液での誤嚥が心配されます。口腔体操は、摂食・嚥下機能や構音機能の低下を予防し、食べ物を咀嚼して飲み込むまでの一連の動きをスムーズにする効果が期待できるんです!
おすすめのサイトや本も紹介していきますね。
では、始めていきますね。
【口腔体操(高齢者用)】を紹介します!
口腔体操(高齢者用)ってどんなもの?!
口腔体操は、摂食・嚥下機能や構音機能の低下を予防し、食べ物を咀嚼して飲み込むまでの一連の動きをスムーズにする効果が期待できます。
誤嚥(ごえん)を予防する「嚥下体操」もこのプログラムに含まれます。
効果
【リハビリテーションの論文】
大岡先生らは、加齢による摂食・嚥下機能および構音機能の減退、低下を伴う要支援高齢者に対し、高齢者自身が行える簡便な口腔機能向上プログラムを実施することにより、口腔機能の向上が得られる可能性が示唆された と報告しています。
口腔体操は、舌や口周りの筋肉を動かす運動を「長期的」に取り組むことで、食べ物を咀嚼(そしゃく)して飲み込むまでの一連の働きがスムーズになる効果があります。
また、「食事前」の体操として取り組むことで食事を食べ始める際にもスムーズに飲み込めるようになります。
口腔体操を効果的にするポイント
- 「首」のストレッチの準備運動からはじめよう!
- 口腔ケアを徹底することで、効果アップ!
①【首のストレッチ方法】
ゆっくりと大きく首を動かしていきます。 左右に傾ける際に耳を肩に当てるようにします。 後方に傾ける際は天井を見上げるようにします。
【目標回数】 左右5回×1セットを目安に行いましょう。
【注意点】 首はとても繊細な部位となりますので扱いには十分注意し、頚椎疾患などの有無の確認を行いましょう。

②【口腔ケアのポイント】
- 口腔ケアは口腔内を清潔に保つ以外にもQOLの維持向上に重要な役割を持っている
- 本人に出来るところは任せて、安全に行う配慮が必要
- 専用グッズを本人の状態に合わせて使用すること

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【口腔体操(高齢者用)】言葉遊びなどのプリントを紹介します!
言葉遊びって?
ことば‐あそび【言葉遊び】 言語の発音や意味を利用した遊び。早口言葉・なぞなぞ・尻取り・洒落・はさみ言葉・さかさ言葉など。 大辞泉より
ここで使用する言葉遊びは、デイサービスや有料老人ホームなどのレクリエーションや体操の一環のことです。
口腔体操には、口の開き方や舌の動かし方などを意識するのがポイントが多いですが、レクリエーションとして楽しくなくなってしまうため、こだわりすぎず気楽にやりましょう♪
おすすめの口腔体操プリントサイト
- 種類が豊富なので、マンネリ化しにくいです。高齢になるにつれて徐々に低下を認める注意機能や認知機能に関するプリントがあることもおすすめのポイントです。無料プリントも豊富ですが、月280円で会員登録すれば無料でダウンロードし放題ってありがたいですね。私も活用させてもらってます。
- こちらも種類が豊富です!より高レベルな内容になっていて、症状がより軽度の方に適しています。こちらも会員登録すれば無料でダウンロードし放題ってありがたいですね。
おすすめの音読本
私は、川島隆太教授の本を使っています。
川島教授は、声に出してすらすら読むこと(音読)が、脳の「活性化」にとても効果的です。脳をいきいきと健康に保つために、毎日音読する習慣をつけましょう!という根拠のある自身の研究のもと本を作成しています。
音読で口や舌も鍛えながら、脳まで活性化できてしまう…一石二鳥です。
まとめ
今回は、【口腔体操(高齢者用)】言葉遊びなどのプリントを紹介しました。
誤嚥を予防する口腔体操として、パタカラ体操や早口言葉などがあり、さまざまな文献で効果が実証されています。
口腔体操は、摂食・嚥下機能や構音機能の低下を予防し、食べ物を咀嚼して飲み込むまでの一連の動きをスムーズにする効果が期待できます。
ポイントは、気楽に楽しんで毎日続けることです♪
おすすめのサイトや本も紹介したので、ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

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