今回は、【嚥下障害】食事の注意点と姿勢!簡単に作れるレシピ紹介!していきます。
嚥下障害を放っておくと、取り返しのつかないことが起こってしまいます。
誤嚥性肺炎を起こす前に、食事の注意点と姿勢!をしっかり守って美味しい食事を長ーく口から食べていきましょう(^ ^)
簡単に作れるレシピも紹介します♪ご家庭にあるもので作れます!
始めていきますね。

【嚥下障害】食事の注意点と姿勢!
誤嚥性肺炎のメカニズム
こちらの図が分かりやすかったので載せておきますね。

引用:カンゴルー看護師イラスト集
食べたものが食道に入らず気管に入ってしまった後、48時間後に腐食が始まると言われています。
腐食(バイ菌)した食物に対し白血球が攻撃に向かいます。黄色い痰は白血球の死骸です。黄色い痰は、白血球が戦っている証拠です。注意が必要なレベルの炎症になります。逆に透明の痰であれば、それほど炎症は高くないレベルと言えますね。
食事の前の準備体操
パタカラ体操
食事の前に行うと、舌の動きが良くなります。
- 「ぱ」=口唇で出す音
- 「た」=舌の先を歯につけて出す音
- 「か」=舌の奥を口の上側につけて出す音
- 「ら」=舌を大きく丸めて弾いて出す音
- 「パタカラ」=繰り返し唱えることで、さまざまな舌の動きを網羅できます

さまざまな舌の動きを網羅した四つの音をゆっくり→速く動かすことで、無駄なく舌の準備運動〜トレニングになります。
しっかり研究されていて、続けることで飲み込みの機能が維持されることも証明されているんですよ!
食事の注意点と姿勢
食事中の姿勢
椅子に座る際は、姿勢が左右に傾かないよう、また深く腰を掛けて足の裏の全面を床に着けるようにしましょう。姿勢が傾く場合は、利き手と反対側の腕をテーブルにのせて、姿勢をまっすぐに保ちやすくすることで対応も可能です。
※摂取時間は長くても40分。それ以上かかってしまう場合は無理せずベッド上で食事を召し上がるといいと思います。疲労によって姿勢が崩れると、取りこぼしやむせの原因になるためです。

食器の工夫
- 食事を口に運ぶことが難しい場合やこぼしてしまう場合には、握りやすい箸やスプーン、フォークなど、福祉用具を使用すると良いです。
- 浅めの器や滑り止めのついている皿を使ったり、滑り止めシートを敷いた上に食器を置くことで、食事がすくいやすくなることもあります。
- 食器と口の距離が短くなるように、テーブルの高さを高めに調整することも効果的です。

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食事の食べ方
- 一口ごとにゴックンをして、適宜水分をはさみましょう。口の中に食物が残ってしまう時は水分と交互に食べて、口の中を綺麗にするとムセにくくなります。
- 一口量が多くなったり、口に運ぶペースが早くならないようにマイペースにゆっくり食べると良いです。一回の量が多いと、誤嚥(ごえん)や窒息の原因となりやすいので注意が必要です。
※ムセこんだ時は...
- しっかり咳をする。水は飲まない。(口は閉じずに、大きく開けた状態で咳をします。)
- その後はゆっくり息をして、落ち着くまで続ける。
- 落ち着いたら、唾または水を飲んで口の中をきれいにする。
簡単に作れるレシピ紹介!
飲み込みやすいものって?


参照:栄養指導ナビ
簡単に作れるレシピ紹介!

詳しくは、こちら▼▼
飲み込みがしやすくなるように、食事はリラックスした雰囲気でとるように心がけましょう。
食欲を維持するためにも、極力ご本人の好きなものを食べてもらうと良いです。
まとめ
- 肺炎のメカニズムは、肺に入った食物が腐る!?
- 食事前の準備体操はパタカラ体操がおすすめ!
- 食事の注意点は、まず姿勢をしっかり整える。
- あとは、ゆっくり一口ごとにごっくん!
- 食後の歯磨きを忘れずに!むせこんだらしっかり咳で吐き出すこと!
今回は、【嚥下障害】食事の注意点と姿勢!簡単に作れるレシピ紹介!してきました。
嚥下障害を放っておくと、誤嚥性肺炎という取り返しのつかないことが起こってしまいます。寝たきりになる原因にもなるんですよ!
誤嚥性肺炎を起こす前に、食事の注意点と姿勢!をしっかり守って美味しい食事を長ーく口から食べていきましょう(^ ^)
簡単に作れるレシピも紹介したので、ぜひ作ってみてくださいね♪
